家族会コーナーでは、ビニールプールに浮かべたヨーヨー&アヒル釣りと、持ち寄った品物を販売するバザーを開催しました。ビニールプールにはちびっこたちが集まり、バザーでは思わぬ掘り出し物を見つけて喜ぶ声が聞こえました。
また、厚木精華園の利用者さんによるペットボトルキャップを再利用・加工したアクセサリーの販売コーナーでは、たくさんの方にお立ち寄りいただき、最後には売り切れとなるほどの人気ぶりでした。
そして忘れてはいけないのは、お祭りの賑わいに華を添えてくれた厚木市のゆるキャラ、あゆコロちゃんです。屋内外を問わず会場中を神出鬼没に現れるあゆコロちゃんに、大人も子どもも大注目。アナウンスで「目撃情報」が流れると、皆さんあちらこちらの大移動であゆコロちゃんを追いかけました。写真を撮ったり握手をしたりと、触れ合いを楽しんだ後には記念のお菓子も手渡され、あゆコロちゃんの可愛さに癒やされました。
途中、来賓として難波 達哉神奈川県議会議員と山口 貴裕厚木市長 にもお越しいただき、あいなまつりが無事に開催されたことについて温かいメッセージをいただきました。お二人のあいさつに耳を傾ける会場の皆さんの姿から、このお祭りが地域と施設とをつなぐ大切な場であることが改めて感じられました。
第34回あいなまつりを開催しました
11月15日(土)、恒例の秋のイベント「あいなまつり」を開催しました。
あいなまつりとは、利用者さんとそのご家族や地域の皆さまとの交流の場として毎年行うお祭りで、夏の納涼祭と並ぶ当園の2大イベントのうちのひとつです。
愛名やまゆり園はメダカブーム!ということで、職員はおそろいのメダカのTシャツに、家族会の皆さんは赤いエプロンを着用して準備万端。澄みきった秋晴れのもと開会式が行われ、年に一度の特別なお祭りが幕を開けました。
盛会のうちに終了した当日の様子をご紹介いたします!
屋台・フード販売
今年もたくさんのお店に出店のご協力をいただきました。
MTフーズさんは豚汁とコロッケにドリンク、かすみそうさんはマドレーヌとわらびもち、つばき作業所さんは手作りパン、貞ちゃんさんはフランクフルトと焼き鳥、ORIGAMI CAFEさんはクレープとフルーツジュース、とらんきーろさんはタコスとカレーにポテトのラインナップです。どのお店も開店直後から大盛況で、14時ごろには完売するメニューが続出していました。
つどやさんの野菜移動販売ブースでは、タイムサービスでミカン詰め放題が開催されました。挑戦された方は、どれだけ袋にミカンを詰められるか各自創意工夫、ゲーム感覚で楽しんでいらっしゃる様子でした。
温かい豚汁はいかが?
ホイップたっぷりが嬉しい
手際よくどんどん焼きます!
アトラクションスペース
グラウンドの屋外ステージでは、2組のパフォーマンスが行われました。
トップバッターは、よさこいダンスチーム「Funny」の皆さんです。きらびやかな衣装を纏った踊り子の皆さんは、鳴子を鳴らしながら華麗かつ勇壮な踊りを次々と披露。全4曲を踊りきりました。よさこい踊りの後は利用者さんと一緒に愛名音頭を踊る一幕もあり、踊り子の皆さんが利用者さんの手を取って先導するなど微笑ましい光景が見られました。
2組目は、チアダンスチーム「Daisy's CROWN」の登場です。小学生を中心に構成されたメンバーながら、息の合ったパフォーマンスで観客を魅了。音楽は女性アイドルグループを中心にした4曲で、元気いっぱいのジャンプや軽やかなステップで会場の雰囲気をさらに盛り上げてくれました。
よさこいダンスチーム Funnyのみなさん
Shall we dance?
Daisy's CROWNのみなさん
ゲームコーナー
体育館ではボーリングとストラックアウトのゲームコーナーを設けました。ボーリングではピンが倒れるたびに歓声が上がり、ストラックアウトでは狙いを定めて的に投げるたびに一喜一憂、記録を競い合う姿も見られました。挑戦してくださった方には参加賞のお菓子をプレゼント。小さなお子さんから大人まで様々な方に遊んでいただきました。
ゲームコーナーの隣には、鮮やかな紅葉に囲まれる秋の風景のフォトスポットを用意しました。車いすの利用者さんにも写真撮影を楽しんでいただけるよう、ゆったり入れるスペースをつくり、赤や黄色の葉に加えて可愛らしいキノコも添えた大作です。たくさんの方に撮影していただけて、職員の頑張りも報われる思いでした。
ストライクなるか!?
的をよーく狙って
秋全開!力作のフォトスポット
屋内ステージ
体育館の屋内ステージでも、2組のパフォーマンスが行われました。
最初に登場した太鼓チーム「ポップコーン」の皆さんは、力強いリズムとしなやかなバチさばきで4曲を演奏。中でも、三宅島の8月のお祭りで伝統的に演奏されるという「三宅太鼓」は、体の芯に響く重厚な拍が特徴で、まるでステージ全体が振動しているような臨場感のある演目でした。終了後には和太鼓を体験する時間を設けていただき、利用者さんや来場者の方が手に手にバチを取り、自由に音を楽しんでいました。
2組目は湘北短期大学 踊り遊びサークル「JOGO-JOGO」の登場です。バナナ姫とパイナポー王子が登場する寸劇とダンスを披露してくれました。NHKおかあさんといっしょでおなじみの「ブンバ・ボーン!」や「にんげんっていいな」のロック調アレンジ、そしてあゆコロちゃん大好き音頭と続き、特にあゆコロちゃん大好き音頭では、音頭の手振りの練習も行われ、観客も一緒に体を動かすあたたかな交流が生まれるステージとなりました。
和太鼓 ポップコーンのみなさん
和太鼓の体験をする時間も
JOGO-JOGOのみなさん
家族会バザー&その他会場の様子
ちびっこに人気のヨーヨー&アヒル釣り
あゆコロちゃんと一緒に
スヌーピーが店番!?
今年の様子はいかがだったでしょうか。
対面でのお祭り開催はコロナ禍以前は当たり前に行えていましたが、今は貴重な機会になりました。ご来場いただいた皆さま、準備や運営に力を貸してくださった多くの方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました!
