あいなまつりはお昼を挟んで開催されるため、たくさんの飲食店に出店をご協力いただきました。
食事系は、MTフードさんのコロッケ、豚汁、なかみせさんはやきとり、フランクフルト、幸せ餃子さんは焼餃子に揚げ餃子、とらんきーろさんはおにぎり、ポテトなど。おやつ・軽食は、かすみそうさんのマドレーヌやくずもち、つばき作業所さんのパンの販売です。お店によってはフルーツや飲み物を販売しているところもありました。
来てくださった方に楽しんでいただこうと、どのお店もしっかり準備していましたが、開場前から美味しそ〜うな香りを漂わせていたためか、開会式の直後から行列の絶えないお店や、お昼ごろには売り切れてしまうお店も。想定より多くの来場者に、お店の方々も驚いていました。
また、野菜の移動販売を営むつどやさんのブースは、新鮮な野菜を求める方で賑わっていました。バターナッツカボチャや八つ頭など珍しい野菜の販売もあり、「どうやって食べるんだろう？」と興味津々の様子でした。

グラウンドのアトラクションスペースでは、10時40分から、よさこいダンスチーム「Funny」の皆さんのパフォーマンスが行われました。
踊り子の皆さんは両手に持った鳴子をカシャカシャと鳴らしながら、音楽に合わせ華麗な舞い踊り。よさこい踊りには場を盛り上げるよさこい旗も欠かせませんが、旗士の方は全身で旗を大きく振りながら、ステージを飛び出して会場を駆け巡っていました。そのおかげで会場全体に一体感が生まれ、ステージ前の観客のみならず、テーブル席や車椅子の利用者さんも熱気を感じて楽しむことができました。

また、13時50分からは、チアリーディングチーム「ATSUGI ALL☆STARS」の皆さんのパフォーマンスが行われました。メンバーは小中学生が中心でしたが、演技は大人顔負けです。軽快なダンスから始まり、複数人ごとにグループを組んでアクロバティックな技の披露もありました。トップに立つお子さんは、高さの恐怖をものともせず、曇り空を突き抜けるような大ジャンプ！アイドルソングから洋楽まで、幅広い選曲に乗せてハイレベルなチアリーディングを見せてくれました。

お祭り会場の一角では、家族会の皆さまのご厚意で持ち寄った品物を陳列してバザーを開催しました。ラインナップは、衣服やぬいぐるみ、調理器具や家具まで様々です。ぬいぐるみバッジなど人気の品物は、早々に新しい持ち主の元へ旅立っていきました。
また、小田急のTRAINSグッズショップでは、電車の玩具や子育て応援マスコット「もころん」のキャラクターグッズを販売していました。会場限定の福引きもあり、利用者さんも含め多くの方がチャレンジしていました。
さらになんと、厚木のアイドル「あゆコロちゃん」が遊びに来てくれました！ あゆコロちゃんは、会場の皆さんにお菓子を配ったり、一緒に記念撮影したりと、たくさんの"ファンサ"で盛り上げてくれました。利用者さんは、あゆコロちゃんを撫でたり、手を繋いだりとスキンシップも楽しんでいました。

体育館の後方にはゲームコーナーを設けました。種目は、ストラックアウト、テーブルボーリング、モルックボーリングです。
「モルック」とは、ピンに木の棒を当てて倒すフィンランド発祥のスポーツのことですが、今回はお祭り版なので難しいルールは無し。シンプルに、ボールを投げてピンをどれだけ倒せるかで景品の獲得数が決まります。体育館は屋内ステージとしても利用するため、ゲームコーナーの規模はやや小さめでしたが、利用者さんや小さなお子さんを中心に楽しんでいただけました。
景品にミニ水ようかんを用意したのが職員のこだわりポイントです！

体育館の屋内ステージでは、11時10分から「ポップコーン」の皆さんによる和太鼓の演奏が行われました。全4曲中、最後の「三宅」と呼ばれる曲では、演者が1列に並び、曲を止めず順番に入れ替わりながら和太鼓を次々と打っていく技が披露され、会場は鳴り響く和太鼓の音色と息のあった連携プレーに圧倒されました。終了後は、ご厚意で和太鼓に触れる体験の時間を設けてくださり、利用者さんはバチで打つ感触を楽しんでいました。

また、12時45分からは、神奈川工科大学と相模女子大学の学生で編成された「AKASHA Wind Ensemble」の皆さんによる吹奏楽の演奏が行われました。曲目は、「おジャ魔女カーニバル!!」や「名探偵コナン」のメインテーマ、「銀河鉄道999」など、様々な年代の人々が集まるお祭りにふさわしく、皆が知っている有名曲が中心でした。客席を兼ねた休憩スペースは、素晴らしい演奏にじっと聴き入る方や、一緒に歌を口ずさむ方などで溢れました。