2024年8月21日  イベントレポート

愛名やまゆり園 納涼祭が開催されました

夏の盛りの8月2日(金)、愛名やまゆり園にて納涼祭が開催されました。

かつては当園の恒例行事のひとつでしたが、新型コロナウイルス感染症の流行による中止などを挟み、実に6年ぶりの開催となった今回。
大きなイベントを自粛していた間は園内でのみ行う催しはありつつも、地域の皆さんに開放するお祭りは久しぶりということもあり、利用者さんはもちろん、職員一同もドキドキしながらこの日を心待ちにしていました。

たくさんの方にご来場いただいたお祭りの様子をご紹介いたします!

愛名やまゆり園納涼祭 会場の様子

お祭りの醍醐味! 屋台フードのご紹介

やっぱりお祭りといえば屋台フードが欠かせません。
気になるラインナップは、MTフードさんによるプリン、ゼリー、アイスクリーム、フライドポテト。ローソン・スリーエフ厚木毛利台店さんからは「からあげクン」をはじめとした人気のホットスナック。つばき作業所さんの手作りパンやドリンク販売などなど。
メイン会場であるグラウンドの両端に設置した模擬店には、17時半の開会式直後から早速長い行列ができていました。

実は今回のお祭りはホームページやSNS等での大きな告知をしなかったため、お客さんがどれくらい来てくれるか少し不安な部分もありました。しかし、実際には終盤に売り切れの札を出す模擬店もあるほどの大盛況となりました。

グラウンドの奥の芝生のエリアでは、模擬店で買ったものを頬張る利用者さんや、持参したレジャーシートの上でのんびりと寛ぐ来場者の方などが見られました。

愛名やまゆり園納涼祭での利用者さんの様子1

どこから見て回ろうか?

愛名やまゆり園納涼祭での利用者さんの様子2

浴衣コーディネートがステキ

愛名やまゆり園納涼祭での利用者さんの様子3

甘〜いプリンに夢中

ゲームコーナー@体育館

体育館にはどなたでも参加OKなゲームコーナーを設けました。ラインナップは、ピンボール、輪投げ、ボウリングです。順番待ちの列を見ていると、一番人気はピンボールのようですね。利用者さん以外にも、小さなお子さん連れや小学生のグループ、お散歩のついでに寄ってくださったご近所さんなど、たくさんの方が挑戦していました。

参加者には景品をプレゼント! ビニールバッグや夏祭り定番の光るおもちゃ、手作りの小物など、好きなものを受け取ることができます。
ゲームの結果に一喜一憂したり景品に喜ぶ皆さんの笑顔を見ていると、こちらまで嬉しい気持ちにさせてもらいました。

休憩スペースが併設されていることもあり、冷房で涼みつつ子どもたちがゲームに興じる様子を眺める方など、終始人で賑わっていました。

愛名やまゆり園納涼祭 体育館でのゲームコーナーの様子1

手作りの巨大ピンボール

愛名やまゆり園納涼祭 体育館でのゲームコーナーの様子2

ふわふわ〜な輪っかの輪投げ

愛名やまゆり園納涼祭 体育館でのゲームコーナーの様子3

色々な景品を用意しました

毛利台盆踊り同好会による盆踊り & TOT WORKSさんミニライブ

17時45分からは、毛利台盆踊り同好会の皆さんによる盆踊りが披露されました。 東京音頭や炭坑節などの定番からご当地の厚木音頭まで、多様な振り付けが見ていて楽しいです。浴衣姿も粋でカッコいいですね!
和太鼓の担当は、頭に手ぬぐいをキリリと締めた法被姿の利用者さん。暑さに負けず飛び入り参加する利用者さんや、いつのまにやら園長も!? はじめは思い思いに踊っているように見えましたが、徐々に円が形成されていき、最後は見事な踊りの輪が完成していました。

18時半からはTOT WORKSさんのミニライブです。1曲目はリクエストに応えるため当日練習したという嵐の「ハピネス」。利用者さんが口ずさんでいるからと美空ひばりの「川の流れのように」も演奏してくれました。夕暮れの優しい風に乗って、伸びやかな歌声が響きます。
TOT WORKSさんオリジナル曲は、語りかけるようなバラードやライブ映えするアップテンポな曲など様々。臨機応変なパフォーマンスで観客を魅了し、ステージ前には人だかりができていました。

毛利台盆踊り同好会の皆さん

こっそり園長も参加しています

TOT WORKSさんミニライブ

笑顔はじけるTOT WORKSさん

ハロウィンの飾りつけ

屋外ステージはさながら夏フェス!

鮎まつりにも負けない!? 打ち上げ花火

19時10分からは花火打ち上げのためにグラウンドの入場制限が行われました。近隣は住宅地ということもあり、安全に配慮した万全の体制で臨みます。提灯や模擬店の明かりは徐々に落とされ、辺りは段々と夜の静寂に包まれていきました。

そして19時20分、待ちに待ったその時が。
カウントダウンの掛け声に合わせ花火が点火! 最近のヒットナンバーをBGMに屋上から色とりどりの花火がドンドンと打ち上がっていきます。菊の花のような放射状のものや、光の点が丸く広がるもの、柳の枝のように垂れ下がるものなど形も様々。グラウンド全体が特等席のように眺めが良く、時間は約10分とコンパクトでも大迫力・大満足でした。

花火の後は閉会式。楽しい気持ちのままお開きの時間です。グラウンドは夜風を吹き飛ばすような拍手に包まれました。
利用者さんや来場者の方の目が、花火を写し取ったかのようにキラキラ輝いて見えたのが印象的でした。

愛名やまゆり園納涼祭 花火の様子1

日暮れとともにメインイベントへ

愛名やまゆり園納涼祭 花火の様子2

夜空を彩る大輪の花火

愛名やまゆり園納涼祭 花火の様子3

心に残る一夜となりました

6年ぶりの納涼祭の様子はいかがだったでしょうか?
地元の風物詩として待っていてくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

また、記事ではご紹介しきれませんでしたが、お花のプレゼントや送迎、会場の設営など、ボランティアや家族会の皆さまほか、たくさんの方にご協力いただきました。お陰さまで久しぶりの開催でも無事に終えることができました。

本当にありがとうございました!

日中支援課の実行委員長