令和2年4月13日

園長就任挨拶

本年4月1日に愛名やまゆり園の園長に就任いたしました長谷川正己でございます。

まず、昨年度は、元園長の不祥事と虐待事案により、利用者の皆様、ご家族、関係機関に多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。虐待事案については、現在、外部委員を中心とする愛名やまゆり園虐待事案検証委員会において検討を進めており、その結果を受けて再発防止とより良い支援に取り組んでまいります。

ここで私の略歴を簡単にご紹介いたしますと、私は、平成12年4月にかながわ共同会の職員となって今年で21年目を迎えました。採用時、愛名やまゆり園せせらぎ寮に支援員として配属され、3年半勤務した後、津久井やまゆり園指定管理者制度準備室、津久井やまゆり園、厚木精華園、秦野精華園での勤務を経て、支援員としての原点の施設である愛名やまゆり園に16年半ぶりに復帰することになりました。

今回、愛名やまゆり園長を務めるにあたり、園運営の再スタート、信頼回復が最重要課題であると認識しており、その責任の重さをひしひしと感じ、身の引き締まる思いであります。自分自身初心に戻り、率先して丁寧な言葉遣い、丁寧な利用者支援、環境整備、迅速な対応を心がけて、円滑な園運営に取り組んでまいります。また、園だけではなく法人全体の運営や連携強化、第五期中期計画の実現に向けて取り組んでいく所存でございます。そのためには、職員一人ひとりが、法人の基本理念と職員行動の指針を再認識して、職員一丸となり、前を向いて笑顔で職務に取り組むことが重要であると考えておりますので、皆様のご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

結びに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念される中、法人はこれまでも感染予防に取り組んできたところですが、緊急事態宣言が発令されたことから、更なる感染予防対策と職員自らが意識して行動するよう徹底してまいります。皆様も健康には十分留意され、ご自愛くださるようお願い申し上げます。

園長 長谷川 正己